こんにちは!田渕です。
今回も、パブリックスピーキング講座のテクニックを説明します。
今回のテクニックは「ストーリー」です。
「ストーリー」とは、自分に起こった出来事を話の中に織り交ぜるということです。
なぜ、ストーリーを織り交ぜるといいのでしょうか?
例えば、ビジネスについて他人に話すとしましょう。
「ビジネスとは・・・」とつらつらと話してもつまらないです。
大学などで、自分の全く予備知識のない分野を話されてもつまらないわけです。
そのつまらない話の中に、
何とか共通点などの引き出しを作ると聞いてくれるようになります。
ですから、単調な中でテンポをよくするために、
例え話などのストーリーが重要になるのです。
失敗談などをすると、共感してくれた人たちはより話に吸い込まれていきます。
なるべく自分のストーリーを盛り込むことが、
スピーキングでは重要になっていきます。
ストーリーには、成功と失敗があります。
どっちがいいかと言えば、圧倒的に失敗談の方がいいです。
成功談はほとんど話をする必要はありません。
何故かといえば、成功談はただの自慢話なのです。
そんな自慢話は、誰も聞きたくありませんよね。
しかし、失敗談は共感を得られます。
だから、失敗談は重要なのです。
パブリックスピーキングにおいては、
失敗したことをネタにするというマインドを持ってください。
そうすると、日々使えるネタが生まれていきます。
基本的に、成功よりも失敗の方が、
最終的な価値は大きいと思ってください。
成功から得られるものは少ないけど、失敗から得られるものは本当に多いです。
私からすれば、失敗は失敗ではなく、経験であり、財産です。
ですから、失敗談を蓄えてどんどん共感を得られる下地を作りましょう。
しかし、ただ単に「財布を落とした」などの失敗談だけだと何も面白くありません。
「財布を落とした経緯」や「その時どう思ったか」などが重要なのです。
特に、感情で人の心は動くので、
どんどん感情的な要素は出してください。
事実ではなく、感情です。
そうすれば、共感を呼びます。
それを踏まえて、
失敗談をどんどん話に刷り込む技術をあげていくといいです。
例えば、ビジネスの定義を説明するのであれば、
「今回は3つ自分のストーリーを織り交ぜよう」などと最初に決めておけばいいです。
ただし、「何を話すのか」までは決めなくてもいいです。
ストーリーの内容まで決めてしまうと、決まりきったものになってしまいます。
「3つ話そう」ということを決めておくだけに留めましょう。
その場で、具体的なストーリーが話せるようにするのです。
そのために、普段から失敗談を貯めておくのです。
それらを、転売などのビジネスの話と関連付ける訓練をしておけば、
かなりうまく話をすることが出来るようになりますよ^^
どうもありがとうございました!
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