私の人生は小さい頃から高校まで、
ずっと真面目に勉強一筋で、
周りからも結構できる人だと思われてきました。

ほんまかいな、と思う方もいるかもしれませんが、

ほんまです。笑

しかし、大学受験の時、
《第一の失敗》が起こります。

ー　志望校に受からず、浪人することに。

学校のテストの点数は良かった。
でも真面目にやってきたのに、受からなかったのは、
理由がありました。

当時の私には、大学に入ってからやりたいこと、目標なんてなく、
ただ親から「大学に入った方が良い」という言葉だけを頼りに、
勉強をしていただけだったからです。

1日12時間の猛勉強を１年間続けた後、
関西ではそこそこ有名な大学に入りました。

しかし、ここでも同じ過ちを繰り返してしまいます。

《第二の失敗》

ー　大学を中退することに。

理由は、「大学に入学すること」が目的だったこと。
私には、大学に卒業してから何がしたいとか、
どんな職業に就きたいとか、その時見つかりませんでした。

中退した時は人生のどん底のような気持ちで、
半年ほど、何もする気が起きず、
ちょっとした鬱のような状態になっていました。

そこから、ある時を境にこのままじゃダメだと思うようになり、
人生の模索に入ります。

「本当にやりたいことは何？」

「人生で成し遂げたいことは？」

私の人生の目的は、

『人に笑顔になってもらい、幸せになってもらうことが、自分の幸せ』だということに気付きました。

それから、何がしたいかを考え、
人に貢献できる仕事をすることを目的とし、
そのための仕事に就くことを目標に定めました。

前向きになった私は、
無事に某会社に就職しました。　

そこから、
人生は良い方向に向かうかと思われましたが、
思わぬところから危機が迫ります。

《第三の失敗》

ー　お金を騙しとられる

これは堪えました。人を信じすぎた結果、
コツコツ貯めていた貯金◯00万を
根こそぎ騙し取られたのです。

世の中には、善意を利用する人もいるんだと、
思い知らされました。

今となっては、語れるようになりましたが、　
当時は誰にも相談することもできず、
将来に対する不安しかありませんでした。

給料も安く、貯金もない、もうすぐ30歳、
こんなんじゃ、結婚も家族も持つことができない。
どうしよう。。

この危機的状況から、お金のことについて勉強するようになり、
より一層人生設計について考えるようになります。

その翌年、
私は独立起業しました。

残ったのは、会社で培った自分のスキルと
なけなしの貯金50万円。

ここから、
私の第二の人生は始まります。

起業してからの話をすると、めちゃくちゃ長くなりすぎるので、
今日のところはここまで！

結局、何が言いたかったかというと、

「考えることを、途中でやめないで」

ということです。

考えることを途中でやめることは、
自分の人生に大きく影響します。

逆に言うと、考え続けられる人は、その通りになっていく。
ということです。　

本当になりたい自分になるには、考え抜くことが大切です。

考え抜くと、行動が変わる。
行動が変わると、結果が変わる。

自分はまだまだなりたい自分になっているわけではありませんが、
考えることをやめないで、
人に笑顔になってもらえるように、日々精進していきます。